彗星とさいごの竜 | |
作 今井 恭子 絵 佐竹 美保 |
|
小学館 | |
山奥の小さな沼でしずかにくらしていた竜のこどもは、飛べないことが何より悲しかった。あるとき人間の女の子があらわれ、彗星が地球に到達するまであと少しだと言う。竜と女の子は世界を救うため、宇宙へ飛び立つ訓練を始める。 |
ブックキャットーネコのないしょの仕事!ー | |
作 ポリー・フェイバー 絵 クララ・ヴリアミー 訳 長友 恵子 |
|
徳間書店 | |
第二次世界大戦下のロンドン。空襲で家族を失い、ひとりぼっちになってしまった黒ネコのモーガンは、ある出版社で「ブックキャット」として働くことになりました。いったいどんな仕事をするのでしょうか? |
いつかの約束1945 | |
作 山本 悦子 絵 平澤 朋子 |
|
岩崎書店 | |
自分のことを九才だと言うおばあちゃん、すずに出会ったみくとゆきな。誰かと心がいれかわったのではないかと考えたふたりは、すずを元の体に戻してあげようと、いっしょに町中をめぐります。すずはスーパーや自動販売機など、あちこちにあるありふれたものを見るたびにとてもおどろき……。 |
元気のゆずりあい ー地下室にいた供血犬シロー | |
文 別司 芳子 | |
フレーベル館 | |
犬や猫が怪我をして血が必要な時、人間のように輸血用の血を早くたくさん用意することができません。そこで病院で飼われている供血犬や供血猫の出番になりますが、その飼育状況には大きな問題がありました。 |
カステラアパートのざらめさん | |
作 島村 木綿子 絵 コマツシンヤ |
|
Gakken | |
このみが子ねこのルルと引っこしてきたのは、大家さんに人もペットも気に入られないと住めないという「カステラアパート」。魔女じゃないかとうわさのある大家のざらめさんは謎めいていて、このみは秘密を知りたくなり……。アパートの住人や動物たちのつながりがふんわりと温かい物語。 |
ぼくは学校ハムスター1 -ハンフリーは友だちがかり- | |
作 ベティ・G・バーニー 訳 尾高 薫 絵 ももろ |
|
偕成社 | |
ペットショップから小学校の26番教室に連れてこられたハムスターのハンフリーは、人間の言葉がわかり読み書きができる。話し相手をするうちにハンフリーはクラスの子ども達や大人の悩みごとなどを解決していく。 |
錦鯉を創る -新潟から世界へ- | |
写真と文 松沢 陽士 | |
小学館 | |
日本や外国で愛される錦鯉。色あざやかなもようは、えさや育つ池、親からひきつがれるものによってかわります。自然ゆたかな新潟県で、新しいもよう創りに取り組む人の想いが伝わる写真絵本です。 |
角が曲がったみつき二号 | |
作 麦野 圭 絵 高山 ケンタ |
|
文研出版 | |
充希の育てるカブトムシの幼虫が、ようやく、さなぎになった時、その角は、曲がっていました。ちゃんとカブトムシになれるのか、充希は心配です。充希とカブトムシは、一緒に成長できるでしょうか? |
ぼくんちの震災日記 | |
作 佐々木 ひとみ 絵 本郷 けい子 |
|
新日本出版社 | |
震災によりたいへんな日々を送る杜野家では、ちゃんとご飯を食べて寝るための「がんばろう週間」を始めます。まず長男の友樹は家族と一緒にいろんな空き容器をもって給水所へと走ります。 |
じゅげむの夏 | |
作 最上 一平 絵 マメイケダ |
|
佼成出版社 | |
同じ集落に住むぼくと山ちゃん、シューちゃん、それに筋ジストロフィーという病気のかっちゃん。四人は、「四年生の夏休みを、最高の夏休みにしようよ」という、かっちゃんのひとことで、冒険をすることにした。 |
なんてくさいんだ! ーロンドンを救ったジョゼフの物語ー | |
文 コリーン・ペフ 絵 ナンシー・カーペンター 訳 金原 瑞人 |
|
あかつき教育図書 | |
1800年代のロンドンでは、テムズ川にうんちをそのまますてていた!汚れてひどいにおいを放つ川をきれいにするため、土木技師のジョゼフが立ちあがる。彼がはじめにしたのは、街に深い穴をほることだった。 |
ホッキョククジラのボウ ー200年のたびー | |
作・絵 アレックス・ボースマ 作 ニック・パイエンソン 訳 千葉 茂樹 |
|
小学館 | |
ボウは今から200年前に生まれました。その時はまだ冷たく静かな北極海でしたが、人間によって海の環境はどんどん変わっていきます。ボウが見てきた50年後、150年後、そしていまの海の変化を描きます。 |
だれもしらない小さな家 | |
作 エリナー・クライマー 訳 小宮 由 絵 佐竹 美保 |
|
岩波書店 | |
アリスとジェーンは、マンションの間にある、小さな家が、いつも気になっていました。その家は、ほこりだらけで、だれもすんでいません。ある日、カギがあいていて、中に入ったふたりは、楽しいことをおもいつきます。 |
えんぴつはだまってて | |
作 あんず ゆき 絵 たごもり のりこ |
|
文溪堂 | |
学校に落ちていた使いかけのえんぴつを、ついひろって家に持ち帰ったエリカ。落とし主も気にしないだろうとくずかごに入れたら「こんなとこいやや」という声が聞こえ、えんぴつがへんてこなやつに変身した。自分のことをつくも神だというおしゃべりなえんぴつにふりまわされる日々がはじまった。 |
やぶこぎ -川辺の草はらと生き物たち- | |
作 モリナガ・ヨウ 畠 佐代子 | |
くもん出版 | |
初夏の河川敷は、自然がいっぱい。背丈より高いオギをかきわけて進んでみると、いろいろな生き物の発見があります。一日の時間の流れと、季節の移り変わりを感じながら、野外観察の気分を味わってみましょう。 |