雨の日が好きな人 | |
著 佐藤 まどか | |
講談社 | |
シングルマザーのおかあさんが再婚して、新しいおとうさんとおねえちゃんができた七海。でもおかあさんと「おじさん」は、入院しているおねえちゃんのことで頭がいっぱい。さびしい気持ちを口に出せない七海が、前に進んで行く姿を応援したくなります。 |
ぼくたちのいばしょ ー亀島小多国籍探偵クラブー | |
作 蒔田 浩平 絵 酒井 以 |
|
文研出版 | |
春馬と秀則が所ぞくする新聞委員に、ネパール人の転校生サラダが入った。サラダは日本語が分からず教室でういていたが、二人と仲良くなっていく。やがて、次々に事件が起きる。謎は解けるのか。そして、サラダはクラスメイトから、ある挑戦を受ける。 |
妖怪は海にいる!?アラマタ式海の博物教室 | |
著 荒俣 宏 | |
偕成社 | |
小さなころから海の生きものが大好きで75歳の今でも博物学を続けるアラマタ博士。はじめから読まなくても、目次を開いて気になったページから読んでだいじょうぶ。世界にあふれる未知を楽しみ続ける著者の体験とまなざしを通して、知の冒険に出かける1冊。 |
図書館がくれた宝物 | |
作 ケイト・アルバス 訳 櫛田 理絵 |
|
徳間書店 | |
戦争の最中、孤児となったピアース家の三人兄妹。一緒に暮らしてくれる新しい家族を、疎開先で探します。辛いことばかりの生活の中、彼らの心の救いは、大好きな本が読める村の図書館と、司書のミュラーさんでした。 |
波あとが白く輝いている | |
著 蒼沼 洋人 | |
講談社 | |
六年生の七海は、十年前の震災でお母さんとおばあちゃんをなくした。ある日、お母さんが「海光祭」というイベントの実行委員だったことを知った七海は、そのイベントを何とか復活させられないかと思いつく。 |
黄金の村のゆず物語 | |
著 麻井 みよこ | |
ポプラ社 | |
現在では冬の風物詩でもあるゆず。しかし、かつてゆずの栽培はとても時間がかかるものでした。ゆずがまだ知られていない時代に、ゆずの栽培に情熱と人生を注ぎ、日本全国にゆずを広めた徳島県木頭村の人々のお話。 |
金色の羽でとべ | |
作 高田 由紀子 | |
小学館 | |
空良のバレーボールチームに、上手だけど問題児な転校生・大和が入会します。空良は大和にポジションをうばわれ、さらにキャプテンをつとめることに。プレーやチームワークになやみながら、全国大会を目指します。 |
アンナの戦争 ーキンダートランスポートの少女の物語ー | |
作 ヘレン・ピーターズ 訳 尾﨑 愛子 |
|
偕成社 | |
「明るく勇敢な娘でいるんだよ。」父親の言葉を胸に、アンナは、ユダヤ人迫害が続くドイツから、イギリスの里親のもとでくらすことになった。イギリスでの生活にもなれたある日、納屋にかくれていた兵士を見つける。 |
キリムからの手紙 ー願いを伝える遊牧民の布ー | |
さく・え 桐山 エツコ | |
かもがわ出版 | |
「キリム」とは、遊牧民が1500年以上織り続けてきた布です。主に生活の中で使われます。絵柄には意味があり、織り手の思いが残されています。キリムはまるで、手紙のようです。 |
カタリン・カリコ ーmRNAワクチンを生んだ科学者ー | |
著 増田 ユリヤ | |
ポプラ社 | |
新型コロナウイルスが世界規模で大流行するなか、mRNAワクチンを開発し、世界中の人を救った科学者カタリン・カリコ。どんな状況にあっても地道に研究を続け、ノーベル賞に輝くまでのカタリンの半生とは。 |
パフィン島の灯台守 | |
作 マイケル・モーパーゴ 絵 ベンジー・デイヴィス やく 佐藤 見果夢 |
|
評論社 | |
アランが乗っていた船で嵐による事故が起きた。乗客全員の命を救ったのは、灯台守のベン。そのことが忘れられずアランは、ベンの住む島へ向かう。親友であり家族のような二人がパフィン島ですごす物語。 |
このすばらしきスナーグの国 | |
原作 E.A.ワイク=スミス 作 ヴェロニカ・コッサンテリ 訳 野口 絵美 絵 小沢 さかえ |
|
徳間書店 | |
フローラとピップは、ひきとり手のない子どもたちが暮らす〈サニーベイ〉で出会った。ある日居残りをしていると、フローラがあやしい二人組にさらわれそうになる。逃げる二人が迷いこんだのは、別世界だった。 |