このコーナーでは 図書館のしくみを すこしずつしょうかいするよ!
みんなも 図書館ものしりはかせをめざそう!
(2006年 3-4月号 より)
今回のものしりはかせは、知られざる図書館のひ・み・つ?!
まだみなさんの知らないことをご紹介します。
その前にまず皆さんがどのくらい図書館のことを知っているのかを かんたんにチェック!! 「はい」と「いいえ」で答えてくださいね。
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それでは正解を発表します! (1)(2)は「いいえ」、残りは全部「はい」です。 以上8問出しましたが「はい」「いいえ」で答えられましたか? ちょっと専門的なことばも出てきて難しかったかな? 図書館ものしりはかせになれるように、かんたんに説明します。 (1)昭和25年にできた図書館法では公立図書館は無料で貸出しする事と 決められました。 (2)図書館の中で飲んだり食べたりすることは禁止です。 こぼして本をぬらしてしまったり食べ物のついた手で本を汚しては 大変なことになります。 (3)図書館の本は皆さんがさがしやすいように、テーマごとに分けて並べて あります。 (4)すべての本にラベルが貼ってあり、番号や記号が書いてあります。 本の住所ということです。 絵本は小さな子どもにもわかりやすいように色分けして区別してあります。 (5)日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)という分け方で 本の内容ごとに分けて整理してあります。
(6)書架(しょか)というのは本をならべてある棚のことです。 (7)図書館ではおはなし会や映画会などをして、子どもたちに喜んでもらって います。 本を読むきっかけができたり、知らなかった世界が広がっていきます。 (8)開架式書庫(かいかしきしょこ)というのは、利用者が書架の前で直接、 自由に本を手に取って選べる、公開している書架の事です。 閉架式書庫(へいかしきしょこ)というのは、利用者に公開されていない 書庫の事で、図書館の人に申し出て本を出してきてもらいます。 開架に置ききれなくなった本や利用回数がが少なくなった本も置いてあります。 学校や、幼稚園の先生方への団体貸出用の本も置いてあります。 集密式書庫(しゅうみつしきしょこ)というのは、長期保存のための書庫です。 でも、必要であれば図書館の人に出してきてもらって、読んだり、借りることも できます。 ここまでの説明でかなり図書館の知られていない部分も わかってきたのでないでしょうか。 |
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みなさんは、おーぱっくん(けんさくき)で自分の読みたい本が どこにあるのかを調べたことがありますか? そんな時に、所蔵状況「当館の3F閉架書庫にあります。・・・」というメモが 出てきた事もあるのではないでしょうか。 H(閉架)やV(集密)と書いてあるのは3階に保管してある本のことです。 中央図書館の場合はそのメモを3階カウンターにいる図書館員に渡して下さい。 書庫から出して貸出しします。
図書館にそのような場所があったとは知らなかったという人も 多かったのではないでしょうか?! |
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