このコーナーでは　図書館のしくみを　すこしずつしょうかいするよ！
みんなも　図書館ものしりはかせをめざそう！
(2008年　3-4月号　より)
今回のものしりはかせは、「コミュニティ図書館」！

江戸川区内には１１の図書館があります。
（＊平成２０年１月現在、松江・小松川図書館は工事中のため利用できません。）
みなさんが普段、よく使っている図書館はどこですか？
今回の「ものしりはかせ」は、１１ケ所ある図書館の中から、
「コミュニティ図書館」と、そこで働いている人たちを紹介します。

	東部コミュニティ図書館 　▼東部区民館内 　▼蔵書数　約２万４０００冊 　　　└児童書　約１万１０００冊 　　　　　└絵本　約４８００冊 　▼働いている人数　１４人 　１．働いている図書館を紹介してください！ 　駅から近く、小さくてかわいい図書館です。 　２．なぜ図書館で働こうと思ったのですか？ 図書館司書ってかっこいいと思ったからです。 （※「司書（ししょ）」は、 図書館についていろいろと勉強した、いわば図書館のスペシャリスト！ 江戸川区の図書館には、この「図書館司書」がたくさんいるんだよ。） 本がたくさん読めると思ったからです。 たまたま図書館で短期アルバイトをして、興味を待ったからです。 　３．図書館で働いていて楽しかったこと、つらかったことをおしえてください。 私が紹介した本が、みんなの役にたてた時この仕事でよかったと思います。 一部のお客さんにマナーを守ってもらえないのがつらいです。 本がよういできた時によろこんでもらえることが楽しいです。 本をこわされたり、落書きされてしまうことがつらいです。 楽しかったことは、お客様の探している本を見つけられた時です。 つらいことは、見つけられない時です。 　４．子どものころに、お気に入りだった本をおしえてください。 「ものぐさトミー」←（ラクチン生活ちょっといいな、って思ってました。） 「きょうはなんのひ？」←(この本を読んだころ、お手紙かくしをして遊びました。） 「くまの子ウーフ」←（めだまやきがおいしそう！） 「ひとまねこざる」←（寝る前に何度も読んだ記憶があります。） 　５．図書館にくる子どもたちに、ひとこと！ おもしろい本をみつけたら教えてください。 新しい本がたくさんあるよ！ 図書館で、お気に入りの本を見つけてください。

	鹿骨コミュニティ図書館 　▼鹿骨区民館内 　▼蔵書数　約２万８０００冊 　　　└児童書　１万２０００冊 　　　　　└絵本　４８００冊 　▼働いている人数　７人 　１．働いている図書館を紹介してください！ 　毎週土曜日、子どもたちに「よみきかせ会」を開いています。 　児童の利用率がとても高く、アットホームで利用しやすい図書館です。 　２．なぜ図書館で働こうと思ったのですか？ 調べる事が好きだからです。 司書資格を生かしたい！と思ったからです。 　３．図書館で働いていて楽しかったこと、つらかったことをおしえてください。 楽しかったこと…よみきかせ会で、『おおきなかぶ』を 子どもたちみんなが、声をだして一緒に読んでくれたことです。 つらかったこと…マナーを守れない姿、図書館の大切な本を そまつに扱う姿をみたときです。 楽しかったこと…毎日色々な本と出会えることです。 つらかったこと…本の中から見たことのない虫を発見したことです。 　４．子どものころに、お気に入りだった本をおしえてください。 ディック・ブルーナの絵本 ミヒャエル・エンデ『モモ』 赤川次郎　三毛猫ホームズのシリーズ ひみつの花園 ラチとライオン 　５．図書館にくる子どもたちに、ひとこと！ 読書を通して、たくさん想像力をふくらませてくださいネ。 くれぐれも本の扱いはていねいにネ！ 読みきかせ会に、ぜひ来て下さい！

	清新町コミュニティ図書館 　▼清新町コミュニティ会館内 　▼蔵書数　約３万６０００冊 　　　└児童書　１万２０００冊 　　　　　└絵本　４０００冊 　▼働いている人数　１０人 　１．働いている図書館を紹介してください！ 　清新町コミュニティ図書館は西葛西の駅から歩いて１０分ほどの、 清新町コミュニティ会館の中の２階にあります。 緑に囲まれていて、とても環境の良い所です。 　２．なぜ図書館で働こうと思ったのですか？ 図書館のアルバイトをしているうちに、たくさんの興味深い本があることを 知り、本に関係する仕事をしようと思ったからです。 ・自分の知っている事をお客様にご案内できるかな？と。 ・人と接する仕事がしたかったからです。 本が好きだからです。 　３．図書館で働いていて楽しかったこと、つらかったことをおしえてください。 本を返却されたときに、「この本おもしろかったよ」など感想を言って もらえたりするときは嬉しいですね。 つらかったことは図書整理期間中に棚にある本を全てスキャンするのですが、その 数がとても多くて大変なことです。 （※図書館には「特別図書整理期間」があります。 年に１度１週間くらい図書館を休みにして、図書館中の本を総点検します。） 楽しいこと…色々な種類の本に触れられることです。 つらいこと…本が雨にぬれてしまったり、 らくがきやジュースをこぼしたあとを見た時です。 楽しかったこと…楽しいというのとは少しちがいますが、 お客様に「ありがとう」と言われるととてもうれしいです。やる気が出てきます。 つらかったこと…何度、書架をかたずけても、いたずらされて めちゃくちゃにされてしまったこと。 　４．子どものころに、お気に入りだった本をおしえてください。 伝記の本をよく読んでいました。 「おだんごぱん」（ロシア民話） 「なかよし」という絵本です。 　５．図書館にくる子どもたちに、ひとこと！ 気軽に声をかけて下さいね。 今、きょうみをもって読んでいる本が、おおきくなったら やりたいことにつながると良いですね！！ 図書館の本はみんなのものです。大切にしてくださいね。

＊蔵書数や働いている人数は、平成２０年１月末現在の数字です。

	コミュニティ図書館長 　「コミュニティ図書館」は３つありますが、　館長は１人です。 ふだんは中央図書館にいて、「コミュニティ図書館」で何かがおこると、 スーパーマンのようにかけつけてくれます。 　そんな館長からひとこと！ 小さくて、明るくて、やさしくて、ホッとするかわいい図書館。 それがコミュニティ図書館です。一度来てみるとぜったい好きに なれますよ。コミュニティ図書館でしか見つからない本だって あるんですよ。館長が言うんだから間違いありません。 どこにあるか探してください。こんなところに図書館があったんだと 発見してください。

	図書館へ来てくれるお友だちへ 　コミュニティ図書館特集、いかがでしたか？ 　「こんな図書館があったんだ。」「こんな人たちが働いているんだ。」 って、思ってもらえたら、とてもうれしいです。 　江戸川区内のそれぞれの図書館では、みんなに 気持ちよく使ってもらえる図書館にしたいと、様々な工夫をしています。 　図書館に来て、何かわからないことや、聞きたいことがあったら、 いつでも気軽に「ちょっとおしえて」と話しかけてください。 　そして・・・図書館はみんなのものです。１人１人がマナーや約束事をまもって、 だれでも気持ちよく使える図書館にできたらいいですね。

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