図書館員のおすすめ詳細(こども)

どの本よんであげようか【幼児向け】

『おにぎり!』 『おにぎり!』
石津 ちひろ 文  村上 康成 絵
小峰書店
おいしそうなおにぎり、菜の花畑、桜の木。あたたかくなってきたら、おにぎりを持って出かけたくなるお話です。文章がすべて5・7・5になっていて、とてもリズムよく読むことができ、なんだか心までスキップしてしまいそうです。うきうきする春の気持ちを楽しんでください。
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読み聞かせ所要時間2分半
『はるいちばん』 『はるいちばん』
青山 友美 作
講談社 
窓を開けたその時、春に近づいていると感じました。外に飛び出し、風をつかまえようと、かけだします。
擬音語で、テンポよく場面は進み、絵もダイナミックに描かれています。
最後に、是非気持ちのいい風を、一緒につかまえてください。
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読み聞かせ所要時間3分
『とりかえっこ』 『とりかえっこ』
作・さとうわきこ  絵・二俣 英五郎
ポプラ社
遊びに出かけたひよこが、道の途中で出会う様々な生きものと鳴き声を交換していきます。ねずみと交換してひよこが「ちゅう ちゅう」、ねずみが「ぴよ ぴよ」。ぶたと交換してひよこが「ぶう ぶう」、ぶたが「ちゅう ちゅう」。どんどん交換していって、最後はどうなるのでしょうか。かわいらしいとりかえっこを、ぜひお子さんと一緒に声に出しながら楽しんでみてください。
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読み聞かせ所要時間2分

どの本よんであげようか【低学年向け】

『さかなくん』 『さかなくん』
しおたに まみこ 著
偕成社
水の中にすんでいるさかなくんは、準備をしなくては学校に行けません。ゴムのズボンをはいて水の入ったヘルメットをかぶって登校するのはたいへんですが、さかなくんは学校が好きです。でもただ一つ、体育だけは大きらいでした。
そんなさかなくんに共感する子も多いのではないでしょうか。淡い色彩と素直なさかなくんたちが可愛らしい、ほっこり優しい気持ちになれる絵本です。
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読み聞かせ所要時間9分
『きつねとうさぎ ロシアの昔話』 『きつねとうさぎ ロシアの昔話』
F・ヤールブソワ 絵  Y・ノルシュテイン 構成  こじま ひろこ 訳
福音館書店
きつねに家を奪われてしまったうさぎが泣いていると、狼や熊から、家を取り戻すのを手伝ってあげようと声をかけられます。
きつねよりも、大きくて、強い動物が追い出そうとしますが、なかなかうまくいきません。どの動物が成功すると思いますか?
繰り返しの文章で、リズムよく読み進められるお話です。
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読み聞かせ所要時間7分
『ミリーの すてきな ぼうし』 『ミリーの すてきな ぼうし』
きたむら さとし 作
BL出版
ある日、ぼうしやさんの前を通りかかったミリーは、羽根のついたぼうしが気に入りました。けれど、お財布はからっぽです。そこで店長さんは、ミリーに特別なぼうしをくれました。そのぼうしは、ミリーが花屋さんの前を通ったときには、花でいっぱいになります。頭の中で想像したものがぼうしになるのです。ふんすいのぼうしをかぶって公園を歩くミリーは、ふと、みんなもそれぞれ違ったぼうしを持っていることに気がつきます。
想像する楽しさについて教えてくれる絵本です。
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読み聞かせ所要時間7分

どの本よんであげようか【中学年向け】

『エリザとさくらのものがたり』 『エリザとさくらのものがたり』
小手鞠 るい 文  大野 八生 絵
少年写真新聞社
日本がまだ江戸時代だった頃、エリザ・シドモアというアメリカ人が日本を訪れました。エリザは日本の人々や風景、特にさくらの美しさに感動し、「この花をアメリカでも咲かせたい」と考えました。そして長い時間をかけて、その夢を実現させたのです。さくらは今でも、ワシントンDCのポトマック川のほとりに咲いています。
夢をあきらめなかったエリザに、勇気をもらえる一冊です。
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読み聞かせ所要時間10分
『ワレワレはアマガエル』 『ワレワレはアマガエル』
松橋 利光 文・写真
アリス館 
春、冬眠から目覚めたアマガエルは、産卵のために水田にやってきます。この本の主役の「アマガエル」がその知られざるひみつや生態、くらしについて教えてくれる、写真絵本です。掲載されている「かえるメモ」も同時に読み進めていくと、より知識を深めることができます。ぜひ親子でアマガエルを探しに出かけて、春を感じてみましょう。
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読み聞かせ所要時間10分
『パリのエマ』 『パリのエマ』
クレール・フロッサール 文・絵  クリストフ・ユルバン 写真  木坂 涼 訳
福音館書店
ニューヨークでそだったすずめのエマ。パリにいとこがいると知り、海をこえてフランスへやってきました。慣れないパリの街で道ゆく動物たちに声をかけますが、英語は通じません。そんな時、しろねこのエドワールと出会います。はたして、エマはいとこに会えるのでしょうか? パリの街並みの写真に動物たちの絵が描かれたユニークな絵本です。エマと一緒にパリの街を旅しましょう。
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読み聞かせ所要時間8分

どの本よんであげようか【高学年向け】

『きぼう -HOPE-』 『きぼう -HOPE-』
コーリン・アーヴェリス ぶん  セバスチャン・ペロン え  ひさやまたいち やく
評論社
具合が悪くなり、獣医さんにあずけられた犬のコメット。飼い主のフィンに何かできることはあるでしょうか。「あるよ。きぼうをもつことだ」--そんなパパの言葉を聞いて、悲しくてつらいけれど、フィンはきぼうを持ち続けます。
決してあきらめず、きぼうの光を優しくきらめかせる物語を、頑張ることが増える時期のお子さんに是非読んであげてください。
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読み聞かせ所要時間8分
『すがたをかえるたべものしゃしんえほん 7 お茶ができるまで』 『すがたをかえるたべものしゃしんえほん 7 お茶ができるまで』
宮崎 祥子 構成・文  白松 清之 写真
岩崎書店
食事の時や、ちょっとひと休みする時に飲まれているお茶。
お店で売られているほとんどのものは機械でつくられますが、昔ながらの伝統的なお茶づくりは、手作業でつくる「手もみ製茶法」です。
お茶の葉を丁寧にもみこむ職人の姿が写真で紹介されていますので、実際に手の動きを行いながら読み聞かせることをおすすめします。
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読み聞かせ所要時間12分
『おとうとは 青がすき -アフリカの色のお話-』 『おとうとは 青がすき -アフリカの色のお話-』
イフェオマ・オニェフル 作・写真  さくま ゆみこ 訳
偕成社
弟のチディは青色が大好き。お母さんに「チディは他の色の名前を知らないのかも」と聞いたお姉ちゃんのンネカは、色の名前を教えてあげようとします。赤は大おじさんの帽子の色、白色はチョーク、お母さんの特別な日のネックレスは金色など。色を通してアフリカの暮らしの様子がわかります。鮮やかな写真の絵本です。
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読み聞かせ所要時間6分
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