図書館員のおすすめ詳細

『ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。』 『ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。』
最果 タヒ/著
中央公論新社
2024年9月発行 ISBN:978-4-12-005826-4
宝塚のファンである最果タヒさんの推し活エッセイ。
宝塚への「好き」にとことん向き合って書かれた、愛のかたまりのような一冊です。
好きという感情からくる葛藤がどんどん言語化されていくのが心地よく、それも含めて愛なのだと肯定されたような気持ちになります。
好きなものは違くても、応援している人がいるという方なら共感できる部分も多いのではないでしょうか。
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『四季彩図鑑』 『四季彩図鑑』
北山 建穂/著 永方 佑樹/詩
みらいパブリッシング
2021年5月発行 ISBN:978-4-434-28942-2
四季折々の一瞬の美しさを映し出した写真が、日本の伝統色と重なり目を引きます。色や写真の解説、詩も添えてあり、言葉と写真に込められた思いが感じ取れます。この本を片手に、身近なものの中から日本の伝統色を探してみるのも楽しいかもしれません。
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『つぐみ』 『つぐみ』
吉本 ばなな/著
中央公論新社
2000年4月発行 ISBN:978-4-12-201883-9
海辺の小さな町で暮らす病弱で生意気な美少女つぐみ。
そんなつぐみと育った町に、夏のあいだ帰省してきた従姉妹のまりあ。
少女から大人へと移りゆく、ひと夏のきらめきを描いた切ない物語。
まるで詩のようなキラキラとした表現が多く、文章がとても美しいです。
読み終えるのが勿体なくなるような、何度でも読み返したくなるようなそんな一冊です。
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