まず「図書館見学」について、少し説明させて下さい。 みんながお友だちやおうちの人と図書館にくるのではなく、 学校の授業の中で、図書館のことをもっと知ろう!と 図書館を見にきてくれることを、図書館では「図書館見学」と呼んでいます。 中央図書館にきてくれた場合は、まず次のようなことを説明します。
1.図書館を使うときのお約束 |
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ちょっとむずかしいお話の後は、ミニおはなし会です。 大きな絵本を読んだりパネルシアターを見てもらったりします。 それから、こども図書室を自由に見学してもらいます。 ひとり1冊ずつ、本を借りていく学校もあります。 |
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さて、図書館見学のときに、図書館からみんなに聞いていることがあります。 「なにか、聞きたいことはありますか?」 みんなから出た質問や疑問には、もちろんその場でお答えしています。 いろいろなことを聞いてくるので、毎回びっくりするのですが、 今回はその中でも特におもしろい!と思ったものを、いくつか紹介しようと思います。
ちなみに、答えてくれるのはオバケちゃんです。 |
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図書館は、いつできたの?
お答えします! 世界の古い図書館は、今のイラクのあたりにあったメソポタミア文明の遺跡(いせき)から、 5000年まえの図書館の跡が見つかっています。 江戸川区立中央図書館は、平成12年7月9日に開館しました! |
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日本には、いくつ図書館があるの?
いくつ!? えーと、まず江戸川区には、8つの図書館と3つのコミュニティ図書館があります。 そして、東京都には378の図書館があります。さらに日本全国では、3,122の 図書館があります。 これは国や都、区などが建てた公共図書館(そこに住んでいる人なら誰でも使える図書館) の数で、これ以外にも学校図書館や専門図書館など、いろいろな図書館があるんですよ! ※数字は、『日本の図書館 統計と名簿』2007を参考にしました。 |
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いちばん長い本はなに?
長い本かあ・・・。 『ギネス世界記録2007』によると、もっとも長い小説は マルセル・プルースト『失われた時を求めて』です。 フランス語の本で、約960万9000文字で書かれているのだそうです。 そして、長いにもいろいろあるのです。本のサイズが大きい大型絵本や 『広辞苑』のような分厚い本、絵巻絵本のように中の紙が広がる本、 栗本薫の「グイン・サーガ」のようにシリーズで100巻以上続いている本もあります。 |
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「よんでみましょう」は、誰が決めるの?
よくぞ聞いてくれました! はじめに、知らない人のために説明しておきましょう。 「よんでみましょう」とは、去年新しく出た本の中から選んだ、 とっておきのおすすめ本のことです。 江戸川区立図書館の児童担当者が、みんなで決めています。 |
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図書館へ来てくれるお友だちへ
実は、今回オバケちゃんが答えてくれたことは、(最後の「よんでみましょう」についての 質問以外は、)ぜ〜んぶ図書館にある本に載っているんです。 これについて調べたい! どうやって調べるんだろう? そう思ったら、ぜひ図書館で聞いて下さい。あなたの質問・疑問にお答えします! |
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