図書館員のおすすめ詳細(こども)

どの本よんであげようか【幼児向け】

うんちしたのはだれよ! うんちしたのはだれよ!
ヴェルナー・ホルツヴァルト/文  ヴォルフ・エールブルッフ/絵  関口 裕昭/訳
偕成社
もぐらくんのあたまの上にうんちが落とされた!犯人はだれだ?いろいろな動物のうんちが学べて、題材からも子どもたちの心を惹きつける楽しい絵本です。
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読み聞かせ所要時間5分
かにこちゃん (はじめてであうえほんシリーズ) かにこちゃん (はじめてであうえほんシリーズ)
きしだ えりこ/さく
くもん出版
おひさまとともに起き、おひさまとともに眠るかにのかにこちゃんの一日が描かれています。ページをめくると変化していく海・砂浜・太陽の色が美しく、時間の経過が伝わります。波の音・かにこちゃんたちの足音など擬音も面白く、強調して読むと楽しくなる絵本です。
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読み聞かせ所要時間1分30秒
おとうとがおおきくなったら おとうとがおおきくなったら
ソフィー・ラグーナ/文  ジュディ・ワトソン/絵  当麻 ゆか/訳
徳間書店
 ぼくのおとうとのテオはまだ赤ちゃん。だから、大きくなってからでないと一緒に遊べない。テオが大きくなったら、ふたりでジャングルに行ったり、海辺に枝と貝殻でお城を建てたりしよう。夜には星の光で本を読むんだ。テオがもっと大きくなったら、ボートで海へ出て、水平線をめざそう。新しい島を探しに行くんだ! もし、嵐がやってきたら・・・・・・。想像の世界はどんどん広がっていきます。ふたりの冒険にわくわくし、ふたりの成長が楽しみになる絵本です。
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読み聞かせ所要時間3分30秒

どの本よんであげようか【低学年向け】

ひみつのさくせん ひみつのさくせん
ニコロ・カロッツィ/さく  橋本 あゆみ/やく
化学同人
ねずみたちはきんぎょと友だちになりました。毎日楽しく遊んでいると、そこにしのびよる3つの影。大切な友だちを助けようと、ねずみたちが立ち上がります。無茶を承知で勇気を出して突き進むねずみたち。さて、きんぎょとねずみたちの運命や如何に。
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読み聞かせ所要時間2分
ママはかいぞく ママはかいぞく
カリーヌ・シュリュグ/ぶん
光文社
ぼくのママは海賊で仲間たちと「カニなんてへっちゃらごう」に乗っている。船酔に苦しんだり、頭にバンダナをまいたり、敵と勇敢に戦うママをぼくは大好き。パパと一緒に応援している。病気と闘う母親と支える家族を冒険として描いた絵本。
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読み聞かせ所要時間5分
こうもり こうもり
アヤ井アキコ/作  福井大/監修
偕成社
 夕方、空を見上げると、こうもりが飛んでいます。こうもりは、翼を広げると大人の手を広げたぐらいの幅で、重さは1円玉5枚から10枚ぐらい。翼となっているのは指の間にある皮膚の膜です。人間には聞こえない超音波の声をつかってエサを捕まえたり、暗いところを自由に飛びまわったりすることができます。よく仲間たちとおしゃべりもします。冬が近づくとだんだん体温が下がって眠っている時間が多くなり、冬眠をして暖かくなるまで過ごします。
かわいらしい絵とともに、身近にいるこうもりの生態がわかる絵本です。
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読み聞かせ所要時間7分

どの本よんであげようか【中学年向け】

60秒のきせき 子ネコがつくったピアノ曲 60秒のきせき 子ネコがつくったピアノ曲
レズリア・ニューマン/ぶん  エイミー・ジューン・ベイツ/え  小川 仁央/やく
評論社
作曲家のモシェはさんぽ中に子ネコと出会い、「ケツェル」と名づけ一緒にくらすことに。ある日、コンテストを知らせる手紙が届きますが「60秒以内の曲」というルールに苦戦するモシェは、だんだんと元気をなくしてしまいます。そんなモシェを心配したケツェルは、コンテストの手紙をやっつけようと、ピアノのけんばんをふんでテーブルをめざし……。ネコと人とのふれ合いに心あたたまる、本当にあったお話です。
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読み聞かせ所要時間10分
にゅうどうぐも (かがくのとも絵本) にゅうどうぐも (かがくのとも絵本)
野坂 勇作/さく
福音館書店
夏の日、兄弟で虫取りをしていると、晴れていた空にわたぐもが集まってきました。午後になると、わたぐもはぐんぐんのびあがって、にゅうどうぐもになりました。盛り上がったにゅうどうぐもは空の天井に届き、やがて雷が鳴り、大雨が降り、しばらくすると…。
迫力のある絵で夏空の変化を体験できる本です。
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読み聞かせ所要時間5分
ラン パン パン インドみんわ  ラン パン パン インドみんわ 
マギー・ダフ/さいわ  山口 文生/やく  ホセ・アルエゴ/え  アリアンヌ・ドウィ/え
評論社 
 女房を王様にさらわれたクロドリは、かならず取り戻すと決意して旅に出ます。ランパンパンと太鼓を叩いて行進していると、共に王様を倒したい仲間に出会います。ネコ、アリ、木の枝、川までが加わって、王様の城にたどり着き、女房を返すように訴えます。腹を立てた王様はクロドリをあの手この手でやっつけようとしますが、クロドリは仲間たちの力を使ってうまく切り抜けていきます。 ユーモラスな絵に、言葉のリズムが面白いインドの昔話。テンポよく読むと楽しさが伝わります。
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読み聞かせ所要時間10分

どの本よんであげようか【高学年向け】

わたしの足は車いす わたしの足は車いす
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク/作  フェレーナ・バルハウス/絵  ささき たづこ/訳
あかね書房
生まれつき足に障害を持っているアンナは車いすで生活をしています。お母さんに頼まれて初めて一人でお使いに行きますが、自分は普通ではないということを周りの人たちからの対応で感じて悲しくなります。しかしジギーという友だちができてからはアンナの考えも周りの人たちの対応も変わっていきます。
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読み聞かせ所要時間7分
100さいの森 100さいの森
松岡 達英/著
講談社
明治神宮の森は人の手で作られた人口の森だというのを知っていますか?荒れ地に太古の森を作るという壮大なプロジェクトが、樹齢100歳以上のスダジイを通じて語られます。昔の姿、移植の様子、育っていく森、戦争、そして生き物溢れる現在。身近な東京の驚きの実話です。
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読み聞かせ所要時間3分30秒
とんで とんで サンフランシスコ とんで とんで サンフランシスコ
ドン・フリーマン/さく  やました はるお/やく
BL出版 
 うるわしの街サンフランシスコに建つ、ビルの看板の「B」の文字には、シッドというハトが住んでいました。他のハトは、そんなところに住むなんてと笑いますが、ただ1羽、白いハトのミッジだけはシッドをばかにしませんでした。
 やがて2羽は結ばれ、一緒に「B」の巣に住み始めます。しかし、ある日大事件が起こりました。シッドの外出中に「B」の巣が取り壊されてしまったのです! シッドは「B」の巣とミッジを探して、サンフランシスコ中を飛び回ります。
 壮大でドラマチックな物語です。大きい子にぜひ読んであげてほしい1冊です。
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読み聞かせ所要時間18分
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