図書館員のおすすめ詳細(こども)
どの本よんであげようか【幼児向け】
『くまさんおでかけ』 | |
なかがわ りえこ/ぶん なかがわ そうや/え | |
福音館書店 | |
くまさんがおでかけに行きます。みずたまりを跳び越えようとしたり、くだものを見つけてパクパクと食べたり…。内容は短いですが、こころがあたたかくなる、とてもかわいいくまさんのおはなしです。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間3分 |
『さくらがさくと』 | |
とうごう なりさ/さく | |
福音館書店 | |
川沿いのさくら並木。いつもは気にせず通り過ぎてしまうけれど…。 花が咲くと鳥たちがやって来る。人びとが足を止め見上げる。さくらまつりでにぎわう。 さくらの季節はあっという間。さくらの絵をゆっくり楽しみたい一冊です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間5分 |
『ぐるんぱのようちえん』 | |
西内 ミナミ/さく 堀内 誠一/え | |
福音館書店 | |
大きなゾウのぐるんぱは、ずっとひとりぼっちでくらしてきました。ジャングルに住む他のゾウたちは、ぐるんぱのことを「大きくなったのに、ぶらぶらしている」と言って、働きに出すことにします。 ぐるんぱはいろいろな仕事をしてみます。だけど、大きすぎるビスケットを作ってしまったり、池のようなお皿を作ってしまったりと上手くいきません。落ち込むぐるんぱですが、たどり着いた先の幼稚園でぴったりの仕事を見つけます。 不安になりがちな春の子どもたちに読んであげたい、ぐるんぱの姿が小さな自信をくれる絵本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間7分 |
どの本よんであげようか【低学年向け】
『うさぎでうれしい うさぎはうさぎ』 | |
さこ ももみ/作 | |
講談社 | |
うさぎのぼうやは、かあさんうさぎと一緒に春の野原へ出かけます。あっちへぴょん、こっちへぴょこん。おいしい葉っぱを見つけたり、のねずみと出会ったり、ちょうちょを追いかけて高いところから飛びおりたり、なんだかとってもうれしそう。ところが、疲れてお昼寝をしていると、空にとんびが…。急いで森へ逃げ込むと、森の動物たちが現れて歓迎してくれました。うさぎの親子の1日を描いた優しいおはなしです。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間5分 |
『かさとながぐつ』 | |
二宮 由紀子/文 市居 みか/絵 | |
瑞雲舎 | |
かさのおうちにながぐつがやってきました。 雨が降って、大喜びで一緒にお出かけします。 「ぴちょん、ぴちょん」「ばっしゃ、ばっしゃ」 ながぐつがはしゃぐと、かさも逆さまになりながら 「んちょぴ、んちょぴ」「しゃっば、しゃっば」 雨の日のいろんな音を楽しめる言葉遊び絵本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間3分30秒 |
『おじさんのぼうしはどこいった?』 | |
ジョアン・L.ノドセット/ぶん フリッツ・シーベル/え やすだ ふゆこ/やく | |
出版ワークス | |
農場のおじさんは、自分の古くて茶色いむぎわらぼうしが大のお気に入り。ところが、ある日、強い風が吹いてきてぼうしが飛んでいってしまいます。おじさんは、あちこち探しまわりますがどこにも見当たりません。リスやネズミ、ハエやヤギに聞いても動物たちはみんな、「まるくて ちゃいろいもの」は見たけど、ぼうしのことは知らないと言います。最後に小鳥にたずねてみると、驚いたことに茶色いおじさんのぼうしは、小さいたまごが入った小鳥の巣になっていました。 飛んで行った場所や動物によって、おじさんのぼうしが、いろいろなものに見える様子が楽しめます。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間5分 |
どの本よんであげようか【中学年向け】
『おばあさんとトラ』 | |
ヤン・ユッテ/作・絵 西村 由美/訳 | |
徳間書店 | |
ジョセフィーンおばあさんは、散歩が大好き。ある日、雪がふっている日に森へ出かけていくと、森の中は雪で真っ白。とても静かで、おばあさんの足音だけが、キシキシ、キュッキュッとひびきます。だれもいないと思っていた雪の森の中、おばあさんにトラが静かに近づいてきて・・・。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間5分 |
『ホーキのララ』 | |
沢木耕太郎/作 貴納大輔/絵 | |
講談社 | |
サラはひとりっ子の女の子。いつもものおきの奥にねむっていた竹のホーキ、ララと遊んでいます。サラは、絵本の中の空飛ぶ魔法つかいのまねをして、庭で遊ぶとき、ララにまたがって空を飛ぶ練習をします。ある日、いつものように空を飛ぶ練習をしていると、まぁびっくり!ふわりと宙にういたのです。サラは、ララとどこまで飛べるでしょうか? ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間10分 |
『つくし』 | |
甲斐信枝/さく | |
福音館書店 | |
春になると、野原や土手でにょきにょき立っているつくし。天ぷらや卵とじに料理して、食べることができます。 地面の上では別々のつくしが、地面の下では繋がっていて、根は深く長く伸びています。春風が吹くと、つくしの頭から胞子が散り、風に乗って遠くまで飛んで仲間を増やします。胞子を飛ばし終えたつくしは枯れてしまいますが、同じ根から、すぎなが伸びていきます。すぎなは葉から光を吸い込んで栄養を作り、根に送ります。その栄養を元に小さなつくしを生み、冬の間は、土の中で根から栄養を吸いながら春を待ちます。春が来ると一斉に土を押し上げ、新たなつくしが伸びるのです。 つくしの一生が、やさしい色とわかりやすい絵で描かれている、科学絵本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間10分 |
どの本よんであげようか【高学年向け】
『だれのせい?』 | |
ダビデ・カリ/さく レジーナ・ルック‐トゥーンペレ/え ヤマザキ マリ/やく | |
green seed books | |
クマの兵士がいました。クマは「オレさまの剣で切れないものはない!」といって、森じゅうの木をぜんぶ切りたおしてしまいます。ある日、クマが住んでいる砦にいきおいよく水が流れこんできました。クマはダムの門番たちにつめよりますが、ぼくたちのせいではないといいます。クマは自分が森の木を切ってしまったことが原因だったと気づき、自分ができることを考えてつぐなっていきます。自分の過ちに気づいた時、クマのような行動ができるのか、考えさせられる本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間8分 |
『チェロの木』 | |
いせ ひでこ/さく | |
偕成社 | |
主人公の祖父は森の木を育て、父は木からチェロを作る職人です。ある日主人公は父が作ったチェロを弾くチェリストのパブロさんの演奏会に行き、その時からチェロに心をうばわれます。チェロにつながる親子三代の時と四季の流れが美しい絵で現されている絵本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間10分 |
『太陽へとぶ矢 インディアンにつたわるおはなし』 | |
ジェラルド マクダーモット/さく じんぐう てるお/やく | |
ほるぷ出版 | |
昔、太陽の神が放ったいのちの矢は、とある村の娘にあたりました。いのちの矢を受けた娘は男の子を生みました。男の子はすくすくと育ちます。ところが、村の子どもたちは男の子に父親がいないことをはやしたて、仲間に入れませんでした。 男の子は父親をさがしに旅に出かけ、賢い、年寄りの矢づくりに会います。男の子が太陽の神の息子だとわかった矢づくりは、男の子を矢に変えて太陽へと飛ばしました。そこで太陽の神に会った男の子は、自分が太陽の神の息子であることを証明するために試練を受けます。 鮮やかな絵をじっくりと見せてあげたい、インディアンの昔話の絵本です。 ●ご予約はこちら |
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読み聞かせ所要時間7分 |