図書館員のおすすめ詳細(こども)

どの本よんであげようか【幼児向け】

『ヴィンセントさんのしごと』 『ヴィンセントさんのしごと』
乾 栄里子/文 西村 敏雄/絵
福音館書店
ヴィンセントさんの仕事は子どもたちのお悩みに答えてあげることです。
ある日、ヴィンセントさんのもとに南の島に住んでいる男の子からお手紙が届きました。
そのお手紙には、雪をみてみたい、雪であそんでみたいと書いてありました。
ヴィンセントさんはどうやって雪をふらせるのでしょうか。
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読み聞かせ所要時間4分
『おはいんなさい えりまきに』 『おはいんなさい えりまきに』
角野 栄子/作 牧野 鈴子/絵
金の星社
雨の日、ママにおそわって、りっちゃんはえりまきをあみます。雨が続いて、長い長いえりまきが出来上がりました。
りっちゃんは、えりまきをぐるぐるまいて散歩に出かけ、途中で出会った寒がりさんを、次々とえりまきに入れてあげます。みんなつながって散歩していたけれど、「まだ さむい」
あったかくなるために、みんなで考えた方法は?
1984年に出版された絵本が、2021年に改訂されて復刊しました。
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読み聞かせ所要時間4分
『くつしたどろぼう』 『くつしたどろぼう』
さはら ゆうき/ぶん もりの みさこ/え
マイルスタッフ
くつしたが片方見当たらないこと、ありませんか。暑くて脱いだくつしたをちょっと置いて、でかける時にまた履こうとしたらなぜか片方ない、ということが。それは、くつしたどろぼうの仕業かもしれません。しかし彼らには彼らの言い分や使い道があるようで、憎めない一面もあります。
もこもこのくつしたや、暖かみのある色使いが秋冬にぴったりな絵本です。
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読み聞かせ所要時間3分30秒

どの本よんであげようか【低学年向け】

『まぼろしの巨大クラゲをさがして』 『まぼろしの巨大クラゲをさがして』
クロエ・サベージ/作 よしい かずみ/訳
BL出版
まだだれも見たことがないまぼろしの巨大クラゲ。モーリー博士と隊員たちは、巨大クラゲを探しに北極海にやってきました。何か月もの間、調査をしますがどこを探しても見当たりません。はたして、巨大クラゲを見つけることができるのでしょうか。ワクワクする楽しいお話です。
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読み聞かせ所要時間5分
『雪のふしぎ』 『雪のふしぎ』
いしがき わたる/え ふるかわ よしのり/かんしゅう
マイルスタッフ
雪が降り積もると、あたり一面が白く染まります。
乾燥した土地、寒い土地、私たちが暮らしている日本での雪の様子は、どうでしょうか。色鮮やかな絵とわかりやすい言葉で伝えるかがくえほんです。
私たちが知らない雪のふしぎが、見つかるかもしれません。
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読み聞かせ所要時間5分
『そらから ぼふ~ん』 『そらから ぼふ~ん』
高畠那生/作
くもん出版
ある日、ものすごい音がしたのでたしかめにいってみると、そこにはとんでもなく大きなホットケーキが落ちていました。食べようか迷っていたら、今度はハチミツが滝のように降ってきて……。思わぬ展開が続く、擬音語の楽しい絵本です。
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読み聞かせ所要時間3分

どの本よんであげようか【中学年向け】

『かえるのほんや』 『かえるのほんや』
やぎ たみこ/作・絵
PHP研究所
森の中にあるかえるの本屋。そこではかえるたちが楽しいおはなし会を開いたり、絵本を作ったりしています。
ある日、絵本を作るかえるたちがハンモックに乗ってアイディアを探していると、犬があらわれて追いかけっこが始まりました!絵本作りはどうなってしまうのでしょうか。
かえるたちと犬の追いかけっこにドキドキし、かえると一緒に絵本に夢中になれるお話しです。
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読み聞かせ所要時間10分
『このよで いちばん はやいのは』 『このよで いちばん はやいのは』
ロバート・フローマン/原作 天野 祐吉/翻案 あべ 弘士/絵
福音館書店
「はやくしないと!」
「もっとはやく!」
日々の中で、自分にも周りにも、はやく、ということを求める場面が多くあります。
ところで、「はやい」とは、どういうことでしょうか。なにが、どのくらい、「はやい」のでしょうか。はやさについての知識とともに、私たちが持っているとても優れたちからを、この本を通じて、こどももおとなも一緒に確かめてはいかがでしょうか。
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読み聞かせ所要時間7分30秒
『月夜の みみずく』 『月夜の みみずく』
ヨーレン/詩 くどう なおこ/訳 ショーエンヘール/絵
偕成社
月のひかりがきらきらとこぼれる冬の夜ふけに、とうさんとわたしはみみずくを探しに森へでかけました。とうさんが〝ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーーーう″と何回か呼びかけると、やまびこのように返事がかえってきました。森の中では、みみずくの声はどんどん近くなっていきます。
みみずくに会えるかどうかのわくわくやドキドキを、詩的な言葉と、自然の豊かさを描いた壮大な絵によって感じることのできる絵本です。
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読み聞かせ所要時間9分

どの本よんであげようか【高学年向け】

『雪の花』 『雪の花』
セルゲイ・コズロフ/原作 オリガ・ファジェーエヴァ/絵 田中友子/文
偕成社
クマくんの病気をなおす“雪の花”を探すため、ハリネズミは森の奥へとかけだしました。丘をのぼり、くぼみのはんたいがわへよじのぼって、ようやく泉のそこにゆれる“雪の花”を見つけましたが、泉にとびこんでも水の中に花はありません。何度もとびこむうちにハリネズミはどんどん白く、冷たくなり、凍ってしまいそうになりました。
ハリネズミは花を持ち帰ることができるのでしょうか。
“雪の花”とはいったい何なのでしょう。
その答えが、読むたびに深まっていくようなお話です。
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読み聞かせ所要時間14分
『ゆきむすめ』 『ゆきむすめ』
赤羽 末吉/絵 今江 祥智/文
偕成社
北の国にいる雪女はつららになって、のきしたあたりにぶらさがっている。
ある男が、雪女と夫婦(めおと)になり暮らしていたが、ある日、嫁を湯に入れしばらくすると、風呂場には、くしとかんざししか残っていなかった。
このお話は「創作昔噺(むかしばなし)」です。日本語の響きと、リズムを味わいながら、ゆっくりと読んでください。
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読み聞かせ所要時間8分
『ありがたいこってす!』 『ありがたいこってす!』
さく/マーゴット・ツェマック やく/わたなべ しげお
童話館出版
男は、一部屋しかない小さな家に家族みんなで住んでいました。家の中は毎日けんかやわめき声であふれており、がまんの限界でした。そこで男は、ラビという博士に助けを求めました。すると、なぜかラビは、家の中に動物たちを入れて一緒に暮らすよう言いました。男が言われた通りにしてみると……。
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読み聞かせ所要時間5分
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