図書館員のおすすめ詳細

『奇跡の論文図鑑  ありえないネタを、クリエイティブに!』 『奇跡の論文図鑑  ありえないネタを、クリエイティブに!』
NHK「ろんぶ~ん」制作班/編著
NHK出版
2020年発行  ISBN:978-4-14-081806-0
「論文」というものにどのような印象をお持ちでしょうか?
学者や研修者たちが、難しい事象や現象などについて難しい理論や聞き慣れない用語を使ってまとめていて、とっつきにくい、自分にはあまり縁がないと思う人も多いかもしれません。
しかし、中には私たちが普段何気なく思ったことや、ふと気になったことなどを研究した論文もあります。
本書では「ラーメンかカレーか、真の国民食はAIが決定する」や「高校生が教える、誰でも心霊写真が撮れる方法」など、一風変わったテーマの論文を難しい用語をわかりやすく解説しながら紹介しています。
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『カナダの謎  なぜ『赤毛のアンは』ロブスターを食べないのか?』 『カナダの謎  なぜ『赤毛のアンは』ロブスターを食べないのか?』
平間 俊行/著
日経ナショナルジオグラフィック社
2019年発行  ISBN:978-4-86313-444-7
副題の「なぜ赤毛のアンはロブスターを食べないのか」。これは高級食材のイメージが強いロブスターが、実はこの物語の舞台となるプリンス・エドワード島では貧しい漁師が食べる食材だった時代背景が関係しています。
この他にも9つの謎が紹介されており、カナダの歴史や文化がこの謎を紐解くカギとなります。
カナダの魅力がたくさん詰まった、実際に現地を訪れたくなる一冊です。
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『アキハバラ@DEEP』 『アキハバラ@DEEP』
石田 衣良/著
文芸春秋
2004年発行  ISBN:978-4-16-323530-1
重度の吃音症だが博識の青年ページ、光や音の点滅でフリーズ発作を起こしてしまう絶対音感の持ち主タイコ、不潔恐怖症と女性恐怖症をあわせ持つ青年ボックスなど、それぞれ異なる特技や欠点をもつオタクの若者たちで作られた、小さなITビジネス会社「アキハバラ@DEEP」。
彼らは「クルーク」というAI型サーチエンジンを開発するが、その価値を奪おうとする大手企業に目をつけられてしまい…。
ドラマや映画化もされており、その時代の秋葉原の世界観がとても魅力的な小説です。
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