図書館員のおすすめ詳細(こども)

どの本よんであげようか【幼児向け】

『あめがふってきたよ』 『あめがふってきたよ』
メアリー・サーフォゾ 文 ケイコ・ナラハシ 絵 木坂涼 訳
徳間書店
あめがふってきました。外に出ると、ぽつぽつ、ぴちゃぴちゃ、ととんととん。いろんなあめの音がします。あめの日の音を感じて、あめの一日を楽しむおはなしです。
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読み聞かせ所要時間3分
『うみのたからもの』 『うみのたからもの』
たかお ゆうこ 作
講談社
海辺にある色々な形の貝がらを、ゆらしたり、海にうかべたりしてごらんなさい。そうすると、たからものがかくれていたり、お船になったりするかもしれません。
貝がらから、古代の海や広い空へと空想は広がっていきます。丁寧に描かれた美しい海岸や空の絵が、心に染み入ります。
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読み聞かせ所要時間5分
『ぐりとぐらのかいすいよく』 『ぐりとぐらのかいすいよく』
なかがわ りえこ さく やまわき ゆりこ え
福音館書店
のねずみのぐりとぐらが海で遊んでいると、浜に1本のびんが流れつきました。びんの中には手紙が入っていて、「しんじゅとうだいへきてください。」と書いてありました。ぐりとぐらはびんの中に入っていた地図をたよりに、しんじゅとうだいへと向かいます。そこには手紙の差出人のうみぼうずがいて、ぐりとぐらにあるお願いごとをしました。 青々とした海の絵から、夏らしさが感じられる絵本です。
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読み聞かせ所要時間5分

どの本よんであげようか【低学年向け】

『およいでいえにかえりたい』 『およいでいえにかえりたい』
おかもと かなこ
PHP研究所
明日から夏休みのなぎちゃんは、重たいランドセルをせおってあさがおのはちうえを持って、かえりみちを歩いていました。掲示板のとなりで休憩しながら、おもわず「およいでいえにかえりたい」とつぶやくと、あさがおのつるが伸びてつめたい水のシャワーが出てきて、かえりみちが大変身!なぎちゃんと一緒におよいでいえにかえりましょう。
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読み聞かせ所要時間5分
『かきごおり』 『かきごおり』
石津 ちひろ 作 植垣 歩子 絵
講談社
あつい夏に食べたくなるのは、やっぱりかきごおり。はちみつとメープルシロップがたっぷりかかった、大きなかきごおりに、みんな集まってきました。
色々な動物たちが出てきて、かきごおりを食べる場面が繰り返し続きます。最後、みんなの名前の頭文字をつなげて読むところは、子どもたちと一緒に読むのも楽しいと思います。
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読み聞かせ所要時間4分
『とべバッタ』 『とべバッタ』
田島征三/作
偕成社
バッタは毎日びくびくしながら暮らしていました。なぜなら、様々な生きものがバッタを食べようと狙っていたからです。ある日、こそこそ隠れて生きていくことがいやになったバッタは、わざと見つかりやすい大きな石の上でひなたぼっこを始めました。敵に見つかると、飛び跳ねて自分より大きな生きものからどんどん逃げていきます。
ところが、どこまでも飛んでいけると思っていたバッタに突然ピンチが訪れます。はたしてバッタは助かるのでしょうか?
田島征三さんの躍動感ある絵に引き込まれていく一冊です。
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読み聞かせ所要時間4分

どの本よんであげようか【中学年向け】

『川まつりの夜』 『川まつりの夜』
岩城 範枝 作 出久根 育 絵
フレーベル館
ふえとたいこの音で目がさめたリュウ。戸をあけてそとにでると、道のりょうがわにおみせがならんでいるのが見えました。わたがしやさん、金魚すくい、おめんやさん。カエルのおめんをつけて、リュウはおどりの列にはいります。わすれられた川のなかまとリュウをつなぐ、ふしぎな川まつりの夜のおはなし。
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読み聞かせ所要時間11分
『夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ  日本でいちばん大きなトンボのくらし』 『夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ  日本でいちばん大きなトンボのくらし』
筒井 学 写真と文
小学館
日本最大の真夏のトンボ、オニヤンマ。
オニヤンマは、どこで見ることができるのでしょう。そして、卵からどのように成長して、何を食べているのか、その一生を写真で紹介しています。
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読み聞かせ所要時間10分
『ウエズレーの国』 『ウエズレーの国』
ポール・フライシュマン 作 ケビン・ホークス 絵 千葉茂樹 訳
あすなろ書房
町の子とは好きなものも格好もみんな違っていて、ともだちのいないウエズレー。両親は心配していましたが、本人はそんなことは気にもせず、夏休みの自由研究にすごいことを思いつきます。「じぶんだけの文明をつくるんだ!」
どこにもない新しい作物を育てて食べ、洋服をつくり、遊びや文字まで発明しているうちに、いままでウエズレーを馬鹿にしていた子たちの見る目も変わってきて……。  
仲間外れにされていても、飄々と自分の世界をつくるウエズレーが頼もしいです。夏休みの読み聞かせにもおすすめの一冊です。
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読み聞かせ所要時間6分

どの本よんであげようか【高学年向け】

『なみの むこうに』 『なみの むこうに』
ブリッタ・テッケントラップ 作 三原 泉 訳
BL出版
エラは深くてくらい海にひとりぼっちでうかんでいます。どうやってすすめばいいのか、どこへむかえばいいのかわかりません。不安を感じながらも、エラは白い鳥やイルカ、クラゲ、クジラ、そして海のなかから聞こえる声にはげまされ、じぶんのちからでなみをのりこえていきます。エラを導くあかりと光の描写をじっくり見せてあげたい絵本です。
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読み聞かせ所要時間8分
『むこうがわのあのこ』 『むこうがわのあのこ』
ジャクリーン・ウッドソン 文 E.B.ルイス 絵 さくま ゆみこ 訳
光村教育図書
町は柵でしきられていて、私たちはこっち側、向こう側には白い人たちが住んでいた。その夏、向こう側の女の子が一人、柵にのぼってこちらをじっと見ていた。
夏も半分すぎたころ、雨がやんで空にお日様がかがやくと、私は何でも出来るような気がした。
柵でへだてられた子どもたちの心が、変わっていく様子を、さわやかに描いた夏の絵本です。
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読み聞かせ所要時間8分
『シンデレラ』 『シンデレラ』
グリム 原作 サラ・ギブ 絵 角野栄子 訳
文化出版局
むかし、シンデレラという女の子がいました。ふたりのおねえさんからいじめられ、古いぼろ布を着て灰のそばで過ごす姿から「灰かぶり」と呼ばれていました。ある日、王宮から舞踏会の招待状が届き、おねえさんたちは大喜び。シンデレラも舞踏会に行きたいと思いましたが、着ていくドレスもありません。落ち込むシンデレラの前にとつぜん妖精が現れます。
昔から読み継がれてきたシンデレラの物語を美しい絵が語ります。
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読み聞かせ所要時間15分
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