TOP > 図書館で調べる > レファレンスブックリスト> むしに関する資料のご案内
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節足動物は、動物全体の種類の4分の3あまり、80万種以上を占める大きなグループで、昆虫・クモ・エビ・カニ・ヤスデ・ムカデなどが含まれます。ここでは、エビやカニなどの水中で生活する仲間を除いた一般に『むし』と呼ばれる動物について調べる時に役立つ資料を紹介します。
むし全般 | ||
学研ハイベスト教科事典 動物の世界 | 学研 2001年 R480カ |
中学校高等学校の学習に役立つように作られている。動物のすみか・食性・体のつくり・行動・増え方と育ち方・仲間分けなどのテーマごとに記述されている。 |
日本大百科全書 | 小学館 1994年 R031ニ1~26 |
日本の歴史・風土・芸術・思想などのあらゆる伝統的教養に関する項目をのせた百科事典。1~24巻は項目の五十音順。項目の末尾に参考文献、参考図書があり関連項目、参照項目も記載されている。25巻は索引、26巻は補巻(1984~1996年の動きを経年的に総覧できる。) |
動物植物の本全情報 | 日外アソシエーツ 2004年 R460.3ト99 |
1999年から2003年に国内で刊行された動物・植物に関する図書の目録。12060点収録している。 |
昆虫レファレンス事典 | 日外アソシエーツ 2005年 R486コ |
25916種の昆虫やムカデなどがどの図鑑、百科事典にどのような見出しで載っているかを調べられる本。41種109冊の図鑑を収録している。 |
原色昆虫大図鑑 | 北隆館 2007 2008年 R486ケ1~3 |
1.蝶蛾編 2.甲虫編 3.トンボ目、バッタ目、ハエ目など の全3巻。蝶蛾編は種名を同定しやすくするためほぼ原寸大の写真を使用しており、雌雄の区別点、分布など生態について記述がある。甲虫編の掲載種数は約4000。1988年に9131種が知られており更に毎年120~170種が加えられているので種の同定には近似種との比較が必要となる。3巻はチョウ目コウチュウ目を除いた約3200種を掲載している。微小昆虫などの写真ではわかりずらいものは描画。 |
アジア昆虫誌要説 | 平凡社 1996年 R486ト |
18~19世紀のイギリスの博物愛好家ドノヴァンのアジア昆虫図鑑3部作をまとめた本。図版が絵画のようで非常に美しく、イギリス帝国主義時代に出版ブームとなった昆虫図鑑の中でも最も美しいといわれている。解説は英文表記 |
世界大博物図鑑1 蟲類 | 平凡社 1997年 R480.3ア1 |
記述内容は、名の由来、博物史、神話・伝説、民話・伝承、ことわざ・成句、天気・予知、星座、文学と幅広い。一般的な種の解説はない。 |
各種昆虫 | ||
原色日本トンボ幼虫図鑑 | 北海道大学図書刊行会 1999年 R486.3ス |
種の同定を確実に行うため、1種について背、側面、腹側の写真に加え、雌雄、未熟・成熟・老熟の違い、季節型、地域差など、なるべく多くの写真を掲載している。更に生体写真編として卵、孵化、幼虫、脱皮、羽化、捕食等の様々な写真あり。 |
バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑 | 北海道大学出版会 2006年 R486.4ハ |
445種32亜種のバッタ、コオロギ、キリギリスを収録。写真は生きている時の色と形を忠実に再現してある。構成は写真編、検索編、解説編、資料編からなる。解説末尾の「直翅類ことはじめ」には、採取方法、飼育方法のほか鳴き方の説明などがある。 |
外国産クワガタ・カブトムシ飼育大図鑑 | 世界文化社 2005年 R649.9ス |
世界のクワガタ、カブトムシ、ハナムグリ262種を収録。卵、幼虫、蛹の写真も多い。入手難易度、飼育難易度も記載されている。 |
日本産蝶類標準図鑑 | 学研 2006年 R486.8シ |
日本産蝶を「アゲハチョウ科」「シロチョウ科」「シジミチョウ科」「タテハチョウ科」に分類。構成は各科の総論、図版、解説。地理的変異の写真が多く掲載されている。 |
アブラムシ入門図鑑 | 全国農村教育協会 2008年 R486.5マ |
日本産アブラムシ約700種の中から、南関東地方に生育する種を中心に230種を取り上げている。アブラムシはすべて植物に依存した生活をしており、殆どのアブラムシは依存する植物の種類が限られている。そのため、分類は奇主植物ごとになっている。 |
日本の真社会性ハチ | 信濃毎日新聞社 2005年 R486.7タ |
全国に生育する真社会性ハチ(1つの巣に多くのハチが群れを作って生活しており更に、女王バチは母で働きバチは子 のように2世代の成虫が共存しているハチ)66種の独特な生態を分類、分布、形態、生活史などで紹介している。 |
日本産カミキリムシ | 東海大学出版会 2007年 R486.6ニ |
種の名前を同定することに主眼をおいている本。一般的な標本写真のほか野外での生きた姿がわかるよう生体写真も多い。成虫と幼虫、蛹の図解検索と全形図、種の解説がある。 |
クモ類 ダニ類 多足類 | ||
日本産クモ類 | 東海大学出版会 2009年 R485.7オ |
日本で記録されている全クモ類1496種を網羅した図鑑。写真は約400種掲載。体長、外観、分布、雌雄の生殖器の形態、異名等を図と写真を交えて解説している。 |
写真・日本クモ類大図鑑 | 偕成社 2008年 R485.7チ |
日本アルプス山系のクモを中心に41科540種を収録。写真は全種類について生体を標本形にして撮影している。また種の分類に重要視される雌雄の生殖器のカラー写真等、写真が充実している。 |
日本ダニ類図鑑 | 全国農村教育協会 1980年 R485.7ニ |
世界では約2万種のダニが知られているが、その中で日本産ダニ類975種について図版を用いて解説。写真はそのうちの一割程度にある。 |
多足類読本 | 東海大学出版会 2001年 485.8タ |
ムカデとヤスデを中心に体の構造、生態、採集方法、飼育方法などを解説している。 |
その他 | ||
日本産幼虫図鑑 | 学研 2007年 R486ニ |
野外で見かける昆虫の幼虫の形態や色、習性や生態、分布等をわかりやすく紹介している。目や科などグループ毎の特徴や生態を紹介する概説ページとそれぞれの種を説明する図鑑ページで構成されている。 |
日本原色虫えい図鑑 | l全国農村教育協会 1996年 R486ニ |
虫えい(虫こぶ)は、植物の芽や茎、葉、蕾、実、根など色々な部位に作られるコブ状の膨らみである。虫えいのカラー写真と解説、虫えいを形成する主要害虫の解説で構成されている。 |
生活害虫の事典 | 朝倉書店 2003年 R486セ |
生活害虫についてその形態、生態、被害、防除などを豊富な写真を用いて解説。衣類、書物、食品、住宅、衛生の分野ごとに害虫を区分し収録している。 |