④レファレンス・・・先生たちがじゅぎょうをすすめやすいよう、
本をさがすおてつだい！

図書館のおしごとのひとつに「レファレンス」というのがあります。
レファレンス・サービスは、「調査（ちょうさ）」のこと。
調べていることにたいして、どんな資料（しりょう）があるのかを
さがすおてつだいをします。
だれもが使うことのできるサービスです。


ここでは、学校向けのレファレンスについて、お話をします。



学校のじゅぎょうで、教科書だけではじゅうぶんじゃないな、と思った先生が、
団体貸出（だんたいかしだし）で図書館にやってきました。



図書館では、団体貸出でたくさんの本を学校へ送っていますが、
団体貸出では、今図書館に置いてある本の中からしか、貸出ができません。
先生たちは、目の前にある本の中からしか、借りたい本を選べないのです。
でも、これが「レファレンス」になると、図書館員がテーマにあった本を
江戸川区のぜんぶの図書館から集めることができるのです。



「○○というテーマで、○日までに、本を○さつ借りたいのですが・・・」
という相談（そうだん）を図書館にします。



大人の本だなから、しゃしんがたくさんのっていて　わかりやすい本をみつけたり、
えほんをえらんだりと、いろいろなジャンルからテーマにあった本をさがします。

でも、ひとつの図書館ですべての本をあつめるのはむずかしいので・・・
江戸川区ぜんぶのとしょかんで協力します！



はじめに先生からおねがいされた図書館は、ほかの図書館の人たちへ、
「○○というテーマの本を○さつ、○にちまでにあつめます」とれんらくします。
こうして、みんなでじょうほうをともに持つことで、貸し借りもスムーズにいくのです。





図書館であつめた本は、先生がえっちらおっちらがんばって持ち帰り、
みんなの教室へと届けられるのです。
多い時には１００さつもの本を持ち帰る先生に、
みんな～！かんしゃしましょうね♪